便移植療法で潰瘍性大腸炎が軽減?
日本テレビの「スッキリ!!」から気になる情報をお伝えします。
安倍総理も持病としている潰瘍性大腸炎が便移植療法で軽減できるとのことです。
便移植療法とは、便の中にいる腸内細菌を取り出して、患者さんに移植する方法だそうです。
では、便の中の細菌を移植するとはどういうことなのでしょうか。
まずバランスの整った腸内フローラをもつ健康な方に大便を提供してもらい、その便を生理食塩水と混ぜ合わせます。
そして、食物繊維などのカスをフィルターで取りのぞいたうえで、内視鏡を使って、患者さんの大腸内に注入し、腸内細菌を改善していきます。
要は、腸内フローラを改善するということですね。
最近では、腸がすべての病気を支配しているということもわかってきてるそうですから、腸内フローラを理想のバランスに整えることは重要だということですね。
順天堂大学では、去年6月頃から、潰瘍性大腸炎の患者さんに対し便移植療法の臨床研究をスタート。
およそ50人の患者さんの7割以上に病状の軽減がみられたそうです。
今後、病気治療に革新をもたらす可能性があるといわれている便移植療法、覚えておいて損はありませんね。