「みんなの家庭の医学」10の病を予防できる歩数とは?
たけしの「みんなの家庭の医学」からの情報です。
世界中で奇跡の研究と称賛された15年間におよぶ研究の成果が発表されました。
それは、1日の歩数と病の因果関係についての研究成果なんですね。
「がん」や「認知症」を予防するためにはどのくらい歩けばいいのか?
また、どのように歩けばいいのか?
あきらかになりました、今後の健康管理にお役立てください。
15年の研究成果で10の病を予防できる歩数がわかってきました。
そして、その歩数のなかに中強度の活動を何分間か組み入れることで、さらに効果が望めるとのことです。
この中強度の活動というのは、歌は歌えないが会話はできるような動きのことなんですね。
大股であるくとか、早歩きとか、ちょっとした激しい動きのことです。
この中強度の活動がポイントになりますので歩くときにはお忘れなく!
それでは、10つの病を予防する歩数です。
①「がん」を予防できる歩数
毎日7000歩と中強度の活動を15分以上することで、私たちのからだを守る免疫細胞の一つMK細胞と呼ばれる細胞が活性化し、体内でがんが発生しても直ちに攻撃してせん滅させ、がんが大きくなるのを防ぎます。
効果が期待できるがんは、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮内膜がんです。
②「認知症」を予防できる歩数
毎日5000歩と中強度の活動を7.5分以上することで、脳の血流量がアップ。
すると、記憶をつかさどる海馬と呼ばれる場所の神経細胞が活性化し、認知症の予防につながります。
③「高血圧症」を予防できる歩数
毎日8000歩と中強度の活動を20分以上することで、普段は使われていない全身の筋肉にある毛細血管にも血液が流れ込み、からだ全体の血流がよくなります。
その結果、心臓は血液を送り出すのに余計な力が必要ないので高血圧を予防できることになります
④「心疾患」を予防できる歩数は、5000歩+中強度の活動を7.5分以上
⑤「脳卒中」を予防できる歩数は、5000歩+中強度の活動を7.5分以上
⑥「糖尿病」を予防できる歩数は、8000歩+中強度の活動を20分以上
⑦「うつ病」を予防できる歩数は、4000歩+中強度の活動を5分以上
⑧「骨粗鬆症」を予防できる歩数は、7000歩+中強度の活動を15分以上
⑨「骨折」を予防できる歩数は、7000歩+中強度の活動を15分以上
⑩「脂質異常症」を予防できる歩数は、8000歩+中強度の活動を20分以上
以上、恐ろしい病気ばかりですね。
できるだけ日々のくらしのなかで歩くことを意識しましょう。
それが明日の健康につながるのですから…。