動脈硬化を血圧計で調べる方法とは?《サタデープラス》
4月23日放送の「サタデープラス」で、動脈硬化の進行具合を血圧計で調べる方法を紹介していました。
血管の世界的権威 東京医科大学の高沢謙二先生によりますと、左腕と右腕の血圧の差(上の血圧)が15以上あると動脈硬化が進行している可能性があるそうです。
それでは、左腕と右腕の血圧の差(上の血圧)を調べる方法です。
まず、片方の腕の血圧を測ります。
次に、逆の腕の血圧を測ります。
このときに15以上の血圧差がある場合は、念のためもう一度、逆の腕を測ってみます。
最初に測ると血圧が高いことがあるので、測り直してみてください。
それでも15以上の差がある場合は、腕の血管が動脈硬化になっている可能性があります。
さらに、心筋に酸素および栄養を送る動脈である冠動脈でも動脈硬化の危険性が考えられるとのことです。
冠動脈に動脈硬化が見られたら大変ですから、日頃のチェックは欠かせないですね。
また、基本的に左と右の血圧はそれほど差がないのが普通ですが、左右の差がすごくある方の場合は、動脈硬化以外のほかの心疾患のリスクも高い傾向にあるようです。
家でなり、病院でなり、血圧を毎日測る習慣は最近見直されており、ほかの病気を発見するのにも役立っているそうです。
簡単な血圧チェックで動脈硬化を防ぎましょう。