疲労回復と美容効果アップ！知って得する正しい入浴法とは？《スッキリ!!》

3月21日放送の「スッキリ!!」から、疲労回復と美容効果をアップする正しい入浴法をご紹介します。 

 先生は東京都市大学の早坂信哉教授です。

早坂教授は日頃の入浴が体に与える影響を医学的に研究しており、お湯の温度が1℃違ったり、入浴する時間が1分違うだけでも疲労回復と美容効果にかなりの差が出てくるとおっしゃっています。

そこで、疲労回復と美容効果をアップする正しい入浴法がこちらとなります。

①疲労回復には40℃のお湯で15分入浴

体に負担をかけない40℃のぬるめのお湯に15分間ゆっくりはいることで、新陳代謝が活発になり、老廃物を体外に排出してくれます。

さらに自律神経のバランスを整えることもできます。

②さらなる疲労回復にはお風呂で体を温めることと冷やすことを繰り返す

運動などで筋肉の細胞内に蓄積した乳酸が、血液によって肝臓に運ばれると疲労回復物質に変化することが最近わかってきました。

そこで、血管がお湯で広がり、水で縮むことで血流が良くなることを利用し、たくさんの乳酸を疲労回復物質に変化させようということです。

方法は、42℃のお風呂で3分間体を温め、刺激の少ない手足に水を20秒間かける行為を繰り返し2回行います。

これによって、さらなる疲労回復を得ることができます。

③疲労回復するシャワーの浴び方

桶などに熱めのお湯をため、足湯のようにしてシャワーを浴びます。

これによって全身の血行が十分に改善されます。

④美肌効果アップには42℃のお湯で10分入浴

あまり長い時間入浴すると皮脂が取れて乾燥してしまうため、42℃の熱めのお湯に10分入浴することで、美肌の元となるたんぱく質を活性化させます。

週に２日ほどで効果がでるということです

⑤入浴中に緑茶を飲んで美肌効果アップ

緑茶に含まれるカテキンにはシミやシワなどの老化の原因である活性酸素を撃退する作用があります。

入浴中に飲むことで、カテキンの吸収率が７倍になるため効果抜群です。

⑥入浴後2時間して寝るのが快眠のコツ

お風呂にはいると体の中心部にある温度である深部体温が上昇し、これが高いままだと寝つきが悪く良い睡眠もとれません。

逆に冷めた状態だと快眠を得ることができるため、入浴後２時間して寝るのが快眠のコツとなります。

以上、疲労回復と美容効果アップの正しい入浴法となります。

長風呂好きの方には残念な入浴法とはなりますが、短い時間の入浴で疲労回復と美容効果をアップさせてくださいね。