北海道新幹線が開業で土地の価格はどうなる?新幹線の電気代はいくら?《アッコにおまかせ!》
3月27日放送の「アッコにおまかせ!」から気になることをピックアップしてみました。
3月26日(土)、北海道新幹線がついに開業しました。
東京から新函館北斗間を4時間2分かけて走破します。
開業の総工費は計画決定から43年間で5500億円かかったそうですよ。
ものすごい金額ですね。
では、北海道新幹線が開業したことで駅近辺の土地の価格はどうなるのでしょうか。
その前に、昨年開業した北陸新幹線の駅近辺の土地の価格はどうなったのかみてみましょう。
2014年 29万3000円 ⇒ 2015年 34万3000円
金沢駅前の2015年土地価格上昇率は17.1%です。
このときの土地価格上昇率は全国1位だったそうです。
そこで気になる北海道新幹線・新函館北斗駅前1㎡あたりの土地の価格はこうなりました。
2015年 2万300円 ⇒ 2016年 2万300円
なんと土地価格はまったく変動なしという結果です。
では、なぜ地価がまったく変わらなかったのか?
実は、全国1位に輝いた金沢駅と新函館北斗駅周辺を比べてみると、建物が密集している金沢駅、田や畑などが多く閑散としている新函館北斗駅、この違いが地価が上昇しない大きな理由になっているというわけです。
しかし、新函館北斗駅周辺は2000年~2015年まで、16年連続で土地の価格が下落していたので、今年下げ止まったのはあきらかに北海道新幹線の影響であることは間違いなさそうです。
新幹線が開業する威力というものは、やはりすごいとしかいいようがないですね。
最後に、電気で走る北海道新幹線。
いったい電気代はいくらかかっているのでしょうか?
東京~新函館北斗間の総距離863Kmを走行するのにかかる電気代は約30万円だそうです。
そして、北海道・東北新幹線の上下線で1か月にかかる電気代は、なんと約700万円にのぼるとのこと。
この金額を算出するのは相当にむずかしいことのようですよ。
ただボーっと眺めている電車や新幹線ですが、1分1秒、電気代が発生しているんですね。
考えてもみなかったことですから、目からうろこの心境でした。