めもらんだむ

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《真田丸》真田十勇士は実在する?そのルーツとは!

 

大河ドラマ「真田丸」には残念ですが、真田十勇士は登場しません。

しかし、真田の忍びで“佐助”という架空の人物が登場します。

演じているのは吉本新喜劇の藤井隆さんです。

まさに忍者ですという感じではなく、ごく普通の農民のような身なりをして出演されています。

スパイ活動ですから、いかにも忍者という格好はしていないでしょうけどね…。

 

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それでは、真田十勇士は実在するのでしょうか。

そのルーツはここからきているようです。

 

沼田藩の加沢平次左衛門が書いた”加沢記”のなかに、北条氏の軍勢が岩櫃城近辺に襲撃してきたときに、“天狗山伏”が岩櫃城に状況報告をしたという記述があるそうです。

この記述のように、真田家は古くから山伏たちを忍びとしてスパイ活動に利用していました。

そして、武田氏の家臣となったあとも“素破(すっぱ)”と呼ばれる忍者集団と密接な関係を築いていきます。

このように、山伏や“素破(すっぱ)”のような忍者集団を利用した背景があったからこそ、後世の講談本などで信繁の家臣として活躍する猿飛佐助や霧隠才蔵らの真田十勇士が生まれたといわれています。


残念ながら、猿飛佐助や霧隠才蔵は実在しませんが、そのモデルとなった人物は存在するかもしれませんね。