厚切りジェイソンが東京マラソン完走!後半ペースアップで気絶寸前と告白
東京マラソン2016は約3万7000人と過去最多のランナーが出場し無事終了しました。
厚切りジェイソンさんも東京マラソン初出場ということで、2月29日放送の「PON!」でその様子が放送されていました。
ジェイソンさんは朝から絶好調のうえ自信満々の様子で、自己目標4時間50分で走破することを高らかに宣言していました。
そして、スタッフから「PON!」のロゴ入りTシャツを手渡され着用後、都庁前から午前9時10分スタートがきられます。
さすがにこの人数、ジェイソンさんは先頭集団からおよそ4分遅れでスタートラインからスタート。
東京マラソンはスタートから15km地点まで、ゆるやかな下り坂が続きます。
この地点は慎重に走らないと知らず知らずのうちにペースが上がり、後半、足にダメージがきたり、スタミナが奪われてしまう要注意ポイントです。
トレーナーからアドバイスを受けていたジェイソンさんは、後半スタミナを温存するために1Kmを6分45秒のおさえたペースで走ります。
10Km付近まで順調にこなし、このままのペースなら4時間50分も可能と思われた矢先、ジェイソンさんに異変が…?
何かと思われましたが、実は、トイレに行きたくなった様子です。
もちろん、トイレは大きい方で、タイムロスは7分間。
この7分間がのちに災いとなります。
その後、スッキリしたのかパワーもしゃべりも復活し、順調に走っていたジェイソンさんですが…。
沿道のファンからのハイタッチで手が摩擦状態で悲鳴を上げていました。
コースを半分走り抜いたところで、まだ絶好調のジェイソンさんの20km通過タイムは2時間28分47秒。
予想タイムより9分の遅れで、このままでは目標タイムには届かないことに…。
足に痛みの出てきたジェイソンさんはトレーナーから教わった足への負担を和らげる“膝を伸ばして着地する走り”を意識して走ります。
しかし、30km通過タイムは12分の遅れとなります。
するとジェイソンさんは足の痛みがひいてきたのか、1Kmを6分30秒で走り、次第にペースアップしていきます。
その頃、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんが3時間53分51秒でゴール!
それを聞くと、負けず嫌いのジェイソンさんに火がつきます。
タイムの遅れを挽回するべく、さらにペースアップ。
20~25kmを約38分かかったところを30~35kmでは34分で走破。
ものすごいペースで追い上げるも、残り6km佃大橋では、もはや声援に応える余裕もなし。
残り5km、4時間50分まであと27分、目標は達成できるのか?
ここで終わらないのがジェイソンさんの凄いところです。
40km地点から1Kmを5分30秒と驚異のラストスパートで追い上げます。
スタッフも脱落するほどのペースで最後追い上げますが、4時間56分55秒とおよそ7分届かずでゴール完走です。
ジェイソンさんは、とにかく目標の4時間50分内で走り切る事しか頭になかったようで、後半は気絶寸前だったとのことです。
最後驚異的なペースで追い上げ、初マラソンを5時間切るタイムで完走したジェイソンさんの走りはまさに本物でしたね。
ジェイソンさんに盛大な拍手を贈りたいと思います。
目標の4時間50分に届かなかった7分間は、トイレでのロスタイムを考慮すれば達成できていたわけですから、非常に残念でしたね。
来年の東京マラソンでも頑張ってほしいものです。
■厚切りジェイソンさんの5kmごとのタイム
スタート~5kmー34分40秒
05Km~10Kmー34分50秒
10Km~15kmー34分51秒
15km~20kmー43分25秒 (トイレタイム7分含む)
20km~25kmー37分54秒
25km~30kmー33分58秒
30km~35kmー33分51秒
35km~40kmー31分39秒
40km~ゴールー11分46秒